まあ座れや、よっこらしょい党
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中二病の恋心 その11
- 2017/03/16 (Thu) |
- 日記:中二病の恋心編 |
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前回からの続き
市民コートでの練習が終わり、Cさんからメールがきた。
天気も良いみたいなので、次の週にザナルカンド(ジャスコ)
でのデート(?)が決まった。
結局ティーダジーパンをIくんに没収された(丸め込まれた)俺は、
仕方なく普通のしまむらファッションでジャスコに向かう。
だが、心はティーダになりきっており、会う相手をユウナに
重ねるのは変わっていなかった。
Cさん「ごめーん待ったー?」
ぜろとら「ああ。雲を見てたから大丈夫。」
現地の入口で普通にCさんと合流する。
Cさんはカジュアルな感じのファッションだった。
Cさん「最初どこいく?」
最初が肝心。まずはお互いのテンションを上げなければと思った俺は、
ぜろとら「ゲーセンから行かないか」
と無難なところをチョイスした。
スーパーの一角のゲームセンター(というよりゲームコーナー)のため、
アーケードゲームは置いていない。基本的にはクレーンゲームがメイン。
マリオカートくらいはあったような気はする。
ゲーセンに入ると、目玉商品を発見した。
当時中高生の間で流行った(今も?)あのキャラクター。そう。
こいつだ。リラックマである。
Cさん「えーかわいいー!!クッションだって!」
女性ウケは勿論よく、男性にも親しまれているキャラクター。
俺はすかさず、
ぜろとら「折角だしこれ、取ってやるよ」
Cさん「クレーンゲームうち苦手なんだよねー、得意なの?」
ぜろとら「まぁ任せとけって」
ぶっちゃけクレーンゲームは全く自信が無かった。
当然だ。俺はゲーマーであってもクレーンゲーマーではない。
休日はネットゲームで家に篭もっていたのだから、ゲーセン自体
滅多に行くことはなかった。
ましてやクッションなんて大きい商品。取れる気がしなかった。
ぜろとら「(ユウナの笑顔を見るためだ・・・!)」
まずは100円をクレジット。1発目はカスりもしなかったのは覚えている。
2発、3発と続けてみるが持ち上げて落とすの繰り返し。
横から舐め回すようなアングルでクレーンと睨めっこするも、
全く意味をなさず。クレーンの世界はこんなに厳しいものなのか・・・?
結局、意気込みだけでは世の中どうにもならず、
中学生にしては貴重な1000円程をクレーンに吸い込まれた。
ぜろとら「クソッ・・・このままじゃ・・・」
Cさん「んー、ちょっと1回やらせて?」
ここで1度Cさんにバトンタッチ。
ゲーセンには行かなさそうなCさんだ。
スティック捌きもおぼつかない。当然取れるわけが・・・
ボトッ
Cさん「あ!!」
ぜろとら「・・・ヴぇ?」
店員「わ~おめでとうございます~!
お兄さん全然ダメだったのに!お姉さん凄いですね!!」
・・・
漫画みたいな展開で・・・
俺滅茶苦茶かっこ悪いやんけ・・・
Cさん「ぜろとらの方がお金使ったんだから持って帰りなよ!」
ぜろとら「え・・・」
Cさん「あんなに使ったんだから実は欲しかったんでしょ?ほら!」
ぜろとら「・・スンマセン・・・」
俺は初めてのデート(?)で、リラックマクッションを
女の子にプレゼントされた・・・
つづく
市民コートでの練習が終わり、Cさんからメールがきた。
天気も良いみたいなので、次の週にザナルカンド(ジャスコ)
でのデート(?)が決まった。
結局ティーダジーパンをIくんに没収された(丸め込まれた)俺は、
仕方なく普通のしまむらファッションでジャスコに向かう。
だが、心はティーダになりきっており、会う相手をユウナに
重ねるのは変わっていなかった。
Cさん「ごめーん待ったー?」
ぜろとら「ああ。雲を見てたから大丈夫。」
現地の入口で普通にCさんと合流する。
Cさんはカジュアルな感じのファッションだった。
Cさん「最初どこいく?」
最初が肝心。まずはお互いのテンションを上げなければと思った俺は、
ぜろとら「ゲーセンから行かないか」
と無難なところをチョイスした。
スーパーの一角のゲームセンター(というよりゲームコーナー)のため、
アーケードゲームは置いていない。基本的にはクレーンゲームがメイン。
マリオカートくらいはあったような気はする。
ゲーセンに入ると、目玉商品を発見した。
当時中高生の間で流行った(今も?)あのキャラクター。そう。
こいつだ。リラックマである。
Cさん「えーかわいいー!!クッションだって!」
女性ウケは勿論よく、男性にも親しまれているキャラクター。
俺はすかさず、
ぜろとら「折角だしこれ、取ってやるよ」
Cさん「クレーンゲームうち苦手なんだよねー、得意なの?」
ぜろとら「まぁ任せとけって」
ぶっちゃけクレーンゲームは全く自信が無かった。
当然だ。俺はゲーマーであってもクレーンゲーマーではない。
休日はネットゲームで家に篭もっていたのだから、ゲーセン自体
滅多に行くことはなかった。
ましてやクッションなんて大きい商品。取れる気がしなかった。
ぜろとら「(ユウナの笑顔を見るためだ・・・!)」
まずは100円をクレジット。1発目はカスりもしなかったのは覚えている。
2発、3発と続けてみるが持ち上げて落とすの繰り返し。
横から舐め回すようなアングルでクレーンと睨めっこするも、
全く意味をなさず。クレーンの世界はこんなに厳しいものなのか・・・?
結局、意気込みだけでは世の中どうにもならず、
中学生にしては貴重な1000円程をクレーンに吸い込まれた。
ぜろとら「クソッ・・・このままじゃ・・・」
Cさん「んー、ちょっと1回やらせて?」
ここで1度Cさんにバトンタッチ。
ゲーセンには行かなさそうなCさんだ。
スティック捌きもおぼつかない。当然取れるわけが・・・
ボトッ
Cさん「あ!!」
ぜろとら「・・・ヴぇ?」
店員「わ~おめでとうございます~!
お兄さん全然ダメだったのに!お姉さん凄いですね!!」
・・・
漫画みたいな展開で・・・
俺滅茶苦茶かっこ悪いやんけ・・・
Cさん「ぜろとらの方がお金使ったんだから持って帰りなよ!」
ぜろとら「え・・・」
Cさん「あんなに使ったんだから実は欲しかったんでしょ?ほら!」
ぜろとら「・・スンマセン・・・」
俺は初めてのデート(?)で、リラックマクッションを
女の子にプレゼントされた・・・
つづく
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ぜろとら
性別:
男性
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